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Discover Value
Discover ED顔料

持続性のある色の中を
未来へと進む

再生
x

環境に優しい未来

への道

私たちは日頃、道でよく見かけるものを当然と受け止める傾向があります。路上標示がその一例です。当社はそれらの標示が正しい方向を示し、身の安全を保護していることを常識と見なしているため、それらがなくならない限り、存在価値に気が付きません。車線を区切るために何百万トンもの塗料と顔料が必要になる事態を避けるため、どのようにしたら持続可能な方法で需要が極めて高い塗料を製造できるでしょう?

世界各国の路面標示

対話式概要

Citymap
ポートランド

ポートランド
アメリカのサイクリング首都

「2030年ポートランド自転車計画(6億ドル規模)の目標は、これから20年以内にこの都市における交通手段の25%を自転車にすることです。」

オレゴニアン紙 オンライン版

Portland

アメリカでサイクリングの中心地を探すなら、西に向かいオレゴン州ポートランドに行くべきでしょう。この雨で有名な都市は、人口一人当たりの自転車利用率が米国の他のどの都市よりも高くなっています。ここは米国初の自転車共有プログラムの本拠地で、交差点でグリーン・バイク・ボックスを設置したアメリカ最初の都市です。また、ポートランド人は、雨天の中まばたきひとつせず、どこに出かけるにも自転車に乗って行く、熱心で勇ましい人々として知られています。

メルボルン

メルボルン
サイクリング都市を築く

2014年3月、この都市の朝のラッシュアワーにおける移動手段に自転車が占める割合は15パーセントでした。主要道路の場合、この割合はさらに高いものでした。

Melbourne

メルボルン市は、安全で簡単に利用できる自転車ネットワークが整備されたサイクリング都市になることに力を注いでいます。また、自転車専用道路の新規増設および改修に投資が行われており、合わせて84マイルに及ぶ近郊地区のオンロード(舗装路上)とオフロード(舗装されていない道)が整備されています。

合計:81マイル(2012/13)
オフロード・サイクリング車線:43マイル
オンロード・サイクリング車線:37マイル
物理的に区切られた車線:3マイル
路上の駐輪ラック(丸型):3175

コペンハーゲン

コペンハーゲン
サイクルスネークを走る

Copenhagen Graph

コペンハーゲンの住民の36%は自転車で通勤しています。

Portland

寒さは屋外の活動(特にサイクリング)の妨げになると思われるかもしれません。コペンハーゲンに関して言えば、あなたは間違っています。凍るような気温にもかかわらず、労働者のほぼ50%はあちこちの鮮やかな青い車線上を自転車に乗って通勤するコペンハーゲンは、まさにサイクリングの温床です。仕事に向かう自転車乗りの数は膨大で、この都市の宝物のひとつはCykelslangen(サイクルスネーク)であると言えるほどです。13フィートの幅と721フィートの長さのオレンジ色の自転車専用通路は、コペンハーゲンの岸辺沿いのショッピング街の上を滑るように走り、自転車通勤の人々が引き起こす渋滞を緩和しています。

シカゴ

シカゴ
未来の交通

Chicago Graph

シカゴには、合計645マイルに及ぶ自転車専用車線と100マイルの保護車線があります。

Portland

しばしば「第二の都市」と呼ばれるシカゴですが、サイクリングへの取り組みについては、二流だなんてことはありません。過去半世紀の間、この「ウィンディー・シティ」における都市サイクリングの人気は高まるばかりです。サイクリスト専用のラッシュアワー車線は、市全域で、交通渋滞の激しい道路での視認性を高めています。また、この20年間だけを見ても、シカゴでは170マイルにおよぶ新しい自転車専用車線が提案され、整備されました。また、シャイ・タウン(Chi-town)は、それだけでは終わりません。2020年までに650マイル近くの追加車線を求める計画もあります。アメリカのナンバー・ツーにしては悪くありませんね。

サンフランシスコ

サンフランシスコ
数字の強み

San Francisco Graph

自転車専用車線に色が付けられている場合、自転車専用車線での通行を乱暴に妨害する自動車の数が40%減少します。

San Francisco

他のどこよりも一歩先を行く、そんな場所が存在します。中でもサンフランシスコは、流行を生み出す永遠のリーダーです。60、80、90年代の音楽や社交、そして環境問題に関する意識革命が発祥した地であることを思えば、クリティカル・マスが初めて開催されたのがサンフランシスコの急な坂道だったのも当然のことでしょう。初めて行われた街を廻るトレックには、ほんの20数人の自転車乗りしか集まらず、名称も異なりました。これは、現在では毎月のように世界各国で行われ、サイクリストの権利についての意識を高めるために、何万人もの人が足を運ぶサーキットの集まりとは程遠いものでした。

シンガポール

シンガポール
シンガポールの隠された秘密

2030年までに、シンガポールの全国サイクリング計画は、現在に比べ200%増となる、435マイルを超える自転車専用車線を目標にしています。

Singapore

シンガポールの500万を超える住民は常に移動しています。車、バス、電車で。自動車の数が急増するに伴い、交通量も著しく増えています。それにもかかわらず、シンガポールは世界中の多くの主要都市を悩ます渋滞問題から逃れてきました。その秘訣は実は極めてシンプルです。早期計画、タイムリーな実施、そして、あらゆる交通手段への多額な投資。シンガポールには、大規模で広範囲にわって開発された公共交通機関があります。たとえば、鮮やかな黄色のバスや自転車専用車線などです。

サンパウロ

サンパウロ
独特な自転車専用車線

Sao Paulo Graph

サンパウロの201マイルの自転車専用車線の80%、つまり161マイルは塗装されています。

Sao Paulo

サンパウロは南半球の中で最大の都市にあたり、ブラジルの自動車交通全体の4分の1を占めています。交通渋滞や遅延は、サンパウロ市民にとっては日常生活の一部でしかありません。しかし、サンパウロは興味深い新プロジェクトの拠点でもあります。それは、日曜日と祭日用の自転車専用車線です。このプロジェクトは2009年に、通行止めにされた数箇所の道路で開始されました。現在、これらの車線は街中に広がり、注目を寄せています。さらに、現在では、リオ・ピニェイロ沿いの30マイルの長距離車線など、自転車利用者専用の車線が設けられています。

香港

香港
驚かないでください

Hong Kong Graph

香港人の51%は、自転車に乗る理由として環境問題への意識を挙げています。

Hong Kong

香港の身動きできないほど混雑した繁華街を思い浮かべると、そこで自転車が行き交う場面はまさに想像し難いものです。しかし、この広々とした自転車専用車線を一度でも見に行けば、よく分かると思います。これらの赤と緑の自転車専用車線のおかげで、この巨大都市では、サイクリストや自転車の利用者は何キロにもわたって無制限な自由を体験することができます。

ケープタウン

ケープタウン
テーブルから海へ

ケープタウンでは、サイクリングが急増中です。現在249マイルの自転車専用車線があり、目標として1243マイルが計画されています。

Manila

南アフリカのケープタウンほどの目を見張るような絶景は、この地球上で数えるほどしかありません。インド洋と大西洋を見渡すケープポイントからの息をのむほど美しい眺めから、テーブル山の果てしなく続く光景まで、地元の人々や自転車ファンの訪問者を導く塗装された自転車専用車線により、この体験はさらにすばらしいものになっています。

メキシコシティ

メキシコシティ
自作の路面標示

「私たちは8時間働きました。私たちは3マイルの塗装を終えました。私たちが使用した費用は1000ドル以下です。この都市が必要とする自転車用インフラストラクチャを実際に建設したら、一体いくらかかるでしょう?」

Jimena Velozプロジェクト参加者の一員。

Mexiko City

既にここ何年もの間、メキシコシティの住民は、明確に視認できる自転車専用車線を求めて闘い続けてきましたが、その一つひとつの努力は政府により見事に砕かれました。そのため、自転車を支持する平和な活動家たちは2011年、自分たちの手でこの問題に対処しようと、自転車専用車線を塗装することを決心しました。そのスタート地点は、国会議事堂前でした。

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著作権:Erika Huffmann

»街を形成するのは人々です。その人々の行動、パターン、動作、願望、ニーズを研究して、私たちの街をどのように開発するかを理解すべきでないでしょうか?’«

Mikael Colville-Anderson,
コペンハーゲナイズ・デザイン(Copenhagenize Design)社 CEO
Photo Credit: Erika Huffman

著作権:Austin Kocher

»サイクリングは単に車を運転しないということではないし、二分説を簡単に唱えるべきでもないと思います。自動車運転者とサイクリストは、路上を共有しているため対立関係にありますが、道路空間で行使される似たような権力問題にも取り組まなければなりません。«

Austin Kocher,
大学院地理学講師 
オハイオ州立大学

道路を塗装したのは誰?

道路標示の進化

私たちの道路は、ますます色鮮やかに変身しています。道路をより安全にするため、また、異なる道路の利用者たちをお互いから守るため、長年にわたり、多種多様な路面標示が考案されてきました。ここで路面標示の歴史を簡単に振り返ってみましょう。

車と混乱

20世紀初頭以来、自動車に対する需要の増加は世界中で止まることを知らず、私たちの道路ネットワークへの需要はこれまでにない勢いで高まっています。どのドライバーも、道路はまるで自分たちのためにあるようかのように振る舞い、状況は悪化するばかりでした。

こぼれた牛乳

ミシガン州ウェイン郡。牛乳輸送トラックから漏出している牛乳が路上に残した跡を見て、Edward N. Hines氏は、交通を区切るために塗装した線を使用するというアイディアを思いつきました。2011年、Hines氏の死後、アムステルダムで彼の貢献が称えられました。

自転車に要注意

最初の道路沿いの自転車専用通行帯は、イギリスの運輸省で試験的に設置されました。

スイスの道路用マシン

スイス人のRobert Ehrismann氏と彼の名を冠した会社により、初めて路面標示を目的とする機械が採用されました。彼の会社により最初に標示が付けられた道路は、バーゼルからキアッソまでの「わずかな」距離の一本道でした。つまり、30キロほどの一本の線です。

ヨーロッパにバス専用車線

1963年、ハンブルグの自由ハンザ同盟都市は、ヨーロッパで初めて、交通渋滞を緩和するためのバス専用車線を採用しました。その後間もなく、その他のドイツの都市も後に続きました。

コペンハーゲンがブルーになる

安全性を向上し、車の運転者たちに自転車利用者に対する意識を高めてもらおうと、コペンハーゲン市は交差点用に青い色の自転車専用車線を導入しました。

ビッグ(レッド)アップル

ニューヨーク市は、バス専用車線を赤い色で塗装した、米国における最初の地方自治体となります。

芸術品

オランダの北ブラバント州は、その土地を故郷とする最大の著名人バン・ゴッホに敬意を表し、彼の「星月夜」を思い起こさせる夜光塗料の標示を用いたバン・ゴッホ・ルート自転車専用道路を建設します。

現代の路面標示におけるチャレンジ

ED顔料を使用するメリット

エボニック社でDEGAROUTE®を担当するテクニカルマーケティング取締役Alexander Klein博士は、路面標示の重要性と路面標示におけるチャレンジについて説明します。
路面標示が満たすべき基準とは?
路面標示の主な役割は、情報・案内・保護を提供すること、つまり道路交通の中で私たちの安全な移動を促進することです。また、役立つ交通情報を提供しながらも、気を散らさないものでなければなりません。横断歩道、停止線、その他の長く白い線は、方向性を示すよう設計されています。私たちを安全で効率的に導くために、路面標示は夜間または雨により視界が低下した状況下でも明確に視認できなくてはなりません。さらに、分かりやすいカラーコードに従い、十分な滑り抵抗を提供する必要があります。また、それだけでなく無数のチャレンジに対応する必要もあります。交通が激しい道路や幹線道路には、交通が少ない田舎の道などに比べて耐久性のある路面標示が必要になります。

どのような異なるタイプの標示がありますか?
最も基本的なタイプの標示は、スプレー式1液塗料です。しかし、人口増加が激しく高度に都市化された地域では、新たなソリューションが求められています。従って、薄い層の塗膜用で耐久性がより高い素材もあれば、持続性と抵抗力がさらに高い、厚い層の塗膜用の素材もあります。持続性のより高いソリューションはほとんどの場合、常温で塗布され、交通渋滞による厳しい状況に対応できるよう最適に整備されたコールドプラスチックの路面標示が推奨されます。さらに、コールドプラスチックは本質的に高軟化点を持つデュロプラスト(熱硬化性)の素材であるため、高温および低温気候の状態に最適な標示と言えます。さらに、紫外線安定性に優れています。

あなたがもっとも頻繁に利用しているのはどの路面標示でしょう?
当社はバインダーを製造しています。つまり、顔料を道路上に保持するためのアンカーを販売しています。当社はバリューチェインの開始点に位置していますが、バリューチェイン全体を通して継続的な連携を発展させています。また、実証プロジェクトの作成において、必要とされる承認を取得する支援を顧客に提供するため、そして何よりも交流を促進することを目的として、コンサルティングおよびサポートを提供しています。これには、承認を取得するまでの時間を削減し、革新的なソリューションを広く利用可能にすることを目指す各国間での経験、情報、最良の事例が含まれます。当社は、路上標示のあらゆる側面において50年以上の経験を積んでいます。その結果、新たな持続性のあるソリューションの開発、新興市場への進出、そして交通安全改善への貢献を目指すことにおいて完璧な位置にあると考えています。

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Alexander Klein博士、
エボニック社 DEGAROUTE®担当
テクニカルマーケティング取締役

解決する必要がある課題とは?
問題を解決するコツは、夜間、特に雨で視界が低下している状況下でも信頼できる標示システムを作ることです。路面標示は通常ガラスビーズでコーティングされています。ヘッドライトの光がビーズに照らされると、その光は光源の方向に反射し、それにより視認性が確保されます。ただし、雨が降っている場合、ビーズ上に水の膜が発生し、光の反射が阻止されます。そのような場合、水を除去するための排水機構を設置し、路面標示の効果を確保する必要があります。従って、当社は、水を除去し、濡れた夜間での視認性を確保する、優れた耐久摩耗性の3D表面構造を持つ路面標示を実現させるため、デュロプラスト(熱硬化性)技術を開発しました。さらに、ビーズはある時点で摩滅したり損傷を受けたりするため、交換する必要があります。これは、利用の余地が残された3D構造をデュロプラスト(熱硬化性)と新しいガラスビーズで再コーティングすることで、特に資源効率が高く環境に優しい方法で実現できます。この効率の高い技術をさらに最適化していくことが、将来の大きな課題になります。

»人口増加が激しく高度に都市化された地域では、新たなソリューションが求められています。«

路面標示の色の役割とは?
ごく最近まで路面標示の主要な色は白と黄色でした。しかし、これらは幅広い範囲にわたるアプリケーションおよび色相で利用されていました。たとえば、白には純白色から淡黄色の範囲内のすべての色が含まれていました。これも個々の特殊用途向けの色の重要度が高まるにつれ、変わりつつあります。路面標示は道路の利用者の行動に作用することを目的としています。そして、色はこの作用に大きな効果を発揮します。専用色で塗装された車線は、高速と低速で流れる交通を分離するのに効果があります。色により、事故多発地帯を安全にすることが可能なだけでなく、街並みをより魅力的にする美的効果もあります。さらに、交通利用者の人口構成の変化に伴い、路面標示の人気が高まるとともに、新たな路面標示のアプリケーションも求められています。当社のチャレンジは耐久性にかかっています。当社のデュロプラスト(熱硬化性)は極めて高い耐久性を持っています。また、当社の顔料は相応に安定性を持つ必要があります。たとえば、自転車やバス専用道路の標示には最低10年間の持続力が要求されます。そのような長期の基準を満たす予想が可能なのは、高品質の顔料のみです。

»路面標示は道路の利用者の行動に作用することを目的としています。そして、色はこの作用に大きな効果を発揮します。«

ED顔料を利用する最大のメリットとは?
当社がバインダーの製造に関与していても、この顔料を推奨すると信じています。それらは最も厳しい要求、過酷な嵐、大量の紫外線への露出などに対応できなければなりません。機能上の要件のほかに、製造に要する原料を減少させることは大きな利点となります。ED顔料は分散が容易なだけでなく、原料の必要性が低く、標準顔料に比べ製造工程における柔軟性をもたらします。なお、ED顔料は色鮮やかで目に入りやすいため、視認性と安全性が向上することを意味します。

路面標示の将来には何が起こるのでしょう?
夜間の安全性を確保することは、人口の高齢化が進む現状を配慮すると、特に重要な課題です。理想的には、緊急避難ルートに使用されている自発光標示が路上にも適用できることが望まれます。現状の技術では、自発光標示が路上を明るく照らすことができるのは、わずか1、2時間に限られます。現時点では、路上用の自発光式標示については、コスト効率が高く持続性のある製造の可能性はありません。しかし、当社はその目標を目指し、全力を尽くしています。これは当社が現在取り組んでいる数多くのエキサイティングなアイディアのひとつに過ぎません。

»夜間の安全性を確保することは、人口の高齢化が進む現状を配慮すると、特に重要な課題です。«

 

悪天候に対応

自然の力を乗り越える

色は、とりわけ自然の力にさらされたり何百万ものタイヤの下敷きにされると色あせするものです。研究所では、このような状況をテストルート上でシミュレートしています。路面標示は実際、どのようなものに対応する必要があるのでしょう?

雨は、3つの面で路面標示にとって問題になりえます。信頼性や視認性だけでなく耐久性にも影響します。雨は太陽からのUV照射の破壊力を高めます。

機械的ストレス

一日平均4万台の車の通行に耐える道路の、路面標示に対する8年間の機械的ストレスをシミュレートする場合、800万回車に踏みつけられる状態をシミュレートする必要があります。ターンテーブル・テスト・システム(Turntable Test System)で行われるこのようなテストの結果、従来の路面標示は平らになります。

紫外線

耐候試験機では、色を太陽に対して45度の角度で露出させる屋外でのテストに比べ、UV照射の迅速なシミュレートが可能です。耐候試験機での2000時間は、屋外での約1年間に相当します。

雪 / 冬の作業車

冬の期間、路面標示によっては-30度にまで低下する厳しい寒さにさらされます。その上、大型の冬期の作業車による機械的なストレスにも耐えなければなりません。

路面標示はアスファルトに適用されます。この地盤が、道路上の凍結水に亀裂が入ることが原因で破壊された場合、路面標示もその影響を受けます。接着力または柔軟性が不十分なアスファルトに使用される低品質な路面標示は、ひびが入り剥がれる可能性があります。

熱の状態は、屋外温度が40度を超えるオーストラリアや中東などの高温地域のテストルートでシミュレートされます。路面標示はこれらの過酷な状態に耐えなければなりません。

いつも一歩先に

イノベーションの輝き

この機械は日夜絶え間なく稼働し、何百もの小さい色鮮やかな試料を紫外線や雨に晒していますが、これは変化しやすいものの中でも変動性がもっとも高いもの、すなわち 天候をシミュレートしています。顔料の品質は、異なる天候の状態に応じて変化します。たとえば、顔料の色あせが早すぎた場合はテスト不合格と見なされ、決して市場に出ることはありません。

これらの耐候性試験機は、ドイツ・フランクフルトのクラリアントイノベーションセンターにあります。ここでは、顔料の天候に対する抵抗力を検査しているだけではありません。15年の間、クラリアントの科学者たちは顔料の分散プロセスを簡素化する方法について研究を行ってきました。これは、ビーズミルで顔料を分散するプロセスほど、時間、エネルギー、そして水を消費するものは他にないという点から見て、持続性のある塗料製造にとっては不可欠なことです。

このプロセスを簡素化するため、クラリアントはさまざまなタイプの新しく容易に分散可能(ED)な有機顔料を開発しています。

»易分散有機顔料の製造での初の快挙を遂げたのは、クラリアントです。«


ED顔料は、表面修飾された有機顔料です。顔料表面への添加剤は、顔料の仕上げの段階で標準製造プロセスに組み込まれています。従って、このプロセスに新たな工程段階は追加されません。効率性が高く、互換性が広いこれらの添加剤は、分散プロセス中に顔料粒子の湿潤と分離を促進します。さらに、最適な量の添加剤が各ED顔料表面に存在します。その結果、ED顔料は高速なディゾルバー(攪拌機)での分散が可能となり、従来のビーズミルでの工程段階の必要性がなくなります。 

この分散プロセスを簡素化することで、ED顔料は塗料製造における環境保護効果を著しく向上することができます。プロセス時間の短縮により製造能力が増し、電力消費量と廃水発生量の節減が実現されます。

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Anaïs Bialy博士、顔料ビジネスユニット
コーティング・テクニカルマーケティング-ED顔料

製造プロセス

ED顔料は工程段階をどう省略するのか

    • 1

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    • 4

    従来の顔料

    ED添加剤使用

    顔料は、攪拌反応器で合成されます。

    通常、従来の顔料では凝集が生じます。最適な色の着色力を達成するには、凝集粒子のサイズを縮小するために機械的な力を加える必要があります。

    高顔料濃度ペーストを製造するためには、従来の顔料の場合、ディゾルバー(攪拌機)で事前に分散し、次にビーズミルで粉砕する必要があります。

    このビーズミルを使用するコスト効率の低いプロセスでは、膨大な時間とエネルギーが必要とされます。

    顔料の製造プロセス中に、最適な量の添加剤が顔料を修飾する用途に使用されます。

    ED顔料の添加剤はスペーサーとして機能するため、顔料の凝集体は互いから容易に分離し、凝集を生じません。

    このプロセスは、ED顔料を利用した場合、大きく簡素化されます。分散の最適化は、ディゾルバー(攪拌機)を使用してのみ達成されます。

    ED顔料を使用することで、ビーズミルのプロセスが省略されます。ED顔料濃縮物は、最終塗料の仕上げ用に、追加的なバインダー(「希釈ワニス」)で完了することができます。

    DV_PIGMENTS_ED_Pigments_Portrait_Anais_Bialy_Digital_150311DV_PIGMENTS_ED_Pigments_Portrait_Wolfgang_Winter_Digital_150311
    Wolfgang Winter
    クラリアント工業用コーティングチームヘッド

    »ED顔料を使用することで、プロセスを簡素化するだけでなく、製造に関連する環境効率と柔軟性の向上が実現されます。«

    ED顔料はEcoTain®基準を満たしています

    サステナビリティへの当社のアプローチ

    EcoTain®は、業界トップの性能を示す当社のサステナビリティエクセレンス製品とソリューションのためのラベルです。これらの製品は持続性のある未来への当社の貢献を表し、当社の顧客、そして社会全体に付加価値をもたらすものと考えています。
    DV_Quinacridone_ecotain

    ED顔料はEcoTain®基準を満たしています

    サステナビリティへの当社のアプローチ

    EcoTain®は、業界トップの性能を示す当社のサステナビリティエクセレンス製品とソリューションのためのラベルです。これらの製品は持続性のある未来への当社の貢献を表し、当社の顧客、そして社会全体に付加価値をもたらすものと考えています。
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    節約の道を開いて

    ED顔料があなたにできることとは?

    CLA_ED_pigments_ICON_ProductionTime

    製造時間の削減

    ED顔料を利用した場合:平均30分間の分散時間、適切なせん断力を得るための適切な粘性調整、短時間で好ましい着色力を達成。

    -85%

    生産量

    CLA_ED_pigments_ICON_CostSaving

    コスト削減の可能性

    高需要の顔料、小さいバッチサイズ。製造原価に比べ加工費の高い負担。製造能力の柔軟性と製造時間の節約は真の有益性をもたらします。

    -30%

    キャッシュ

    CLA_ED_pigments_ICON_EnergyConsumption

    エネルギー消費の削減

    エネルギー消費の低減。ビーズミルプロセスが不要(塗料製造における最大のエネルギー消費) バリューチェイン全体で有効、清掃労力の削減(廃水減少)。

    -90%

    電力

    -85%

    Time

    -30%

    Cash

    -90%

    Electricity

    Paving the way to savings

    WHAT ED PIGMENTS CAN DO FOR YOU

    REDUCED PRODUCTION TIME

    With ED Pigments, full color strength can be achieved in a high speed dissolver with an average dispersion time of about 30 minutes. Thus, the overall processing time is significantly reduced and production capacity increased.

    -85%

    Time

    CLA_ED_pigments_ICON_ProductionTime
    CLA_ED_pigments_ICON_CostSaving

    COST SAVING POTENTIAL

    ED Pigments reduce conversion costs in production by skipping one processing step. Maximum advantages are seen with high pigment demand and small batch sizes.

    -30%

    Cash

    CLA_ED_pigments_ICON_EnergyConsumption

    LESS ENERGY CONSUMPTION

    With ED Pigments, no bead milling process is necessary, which is the most energy-consuming step in paint production. This way, the carbon footprint is reduced for the whole value chain. Moreover, waste and cleaning efforts are reduced.

    -90%

    Electricity

    ED顔料

    いつもの道を越えて

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    船舶用コーティング
    コンテナ船の船体をコーティングするには、膨大な量の塗料と顔料が必要になります。そのような膨大な量の色を製造する場合、ED顔料の利用により持続性は著しく向上されます

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    船舶用コーティング
    コンテナ船の船体をコーティングするには、膨大な量の塗料と顔料が必要になります。そのような膨大な量の色を製造する場合、ED顔料の利用により持続性は著しく向上されます

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    船舶用コーティング
    コンテナ船の船体をコーティングするには、膨大な量の塗料と顔料が必要になります。そのような膨大な量の色を製造する場合、ED顔料の利用により持続性は著しく向上されます

    ​企業色
    各ブランドには独自の色が必要です。ED顔料は幅広い範囲の色合いを提供し、ユニークで特徴的な外観を企業に供給することができます。

    CLA_ED_pigments_corporate_color
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    企業色
    各ブランドには独自の色が必要です。ED顔料は幅広い範囲の色合いを提供し、ユニークで特徴的な外観を企業に供給することができます。

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    ​企業色
    各ブランドには独自の色が必要です。ED顔料は幅広い範囲の色合いを提供し、ユニークで特徴的な外観を企業に提供することができます。

    CLA_ED_pigments_industrial_coatings

    工業用コーティング
    ED顔料をベースにした特殊な色合いは、工業機械および産業車両に保護的かつ美的特性を提供します。

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    工業用コーティング
    ED顔料をベースにした特殊な色合いは、工業機械および産業車両に保護的かつ美的特性を提供します。

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    工業用コーティング
    ED顔料をベースにした特殊な色合いは、工業機械および産業車両に保護的かつ美的特性を提供します。

    ​建築用コーティング
    家を建てる際には、理想的な色が求められます。ED顔料をベースにした塗料は、インテリアと外装のアプリケーションのどちらにも利用することが可能です。

    CLA_ED_pigments_devorative_coatings
    CLA_ED_pigments_devorative_coatings

    ​建築用塗料
    家を建てる際には、理想的な色が求められます。ED顔料をベースにした塗料は、インテリアと外装のアプリケーションのどちらにも利用することが可能です。

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    ​建築用コーティング
    家を建築する際には、理想的な色が求められます。ED顔料をベースにした塗料は、インテリアと外装のアプリケーションのどちらにも利用することが可能です。

    • 溶剤系工業用コーティングシステムのための

      易分散顔料

      • EDSとは一体何でしょう?
        EDS顔料は、溶液型工業用コーティング専用に設計された表面装飾型の有機顔料です。ED効果は、特注添加剤と、顔料製造プロセスに関する高度な技術ノウハウとが組み合わさり、達成されます。
      • 分散性
        EDS顔料は、ディゾルバー(攪拌機)を使用する塗装システムに容易に組み入れることができ、製造段階を追加する必要がありません。EDS顔料に必要とされる分散時間は、ビーズミルに依存する従来の顔料に比べ、大幅に短縮されます。
      • 互換性
        これらの顔料は、アルキド樹脂(常温乾燥と焼付けエナメル)、ポリウレタン、ポリエステル(飽和および不飽和ポリエステル)、アクリル(エポキシアクリレート樹脂などのUVキュアリング)、エポキシ系など、様々なコーティング系に含まれる同種の顔料に対して行われたテストに合格しています。
      • 共分散
        数種類のEDS顔料は、ミルベース処方に追加したり、特定の色合い用に無機顔料と共分散することが可能です。プロセスの簡素化により、製造原価の低下と生産性の向上が促進され、高性能のコーティングを低コストで行えるオプションが利用可能になります。
      • 特注添加剤
        EDS添加剤は互換性が高く、2成分PUシステムでのポットライフおよび塗膜硬度、常温乾燥システムでの乾燥時間、総合的な耐候性など、塗料の特性に悪影響を及ぼしません。
      • サステナビリティ
        分散工程を簡素化することで、EDS顔料は、塗料製造における環境保護の印象を著しく向上させます。プロセス時間の短縮により、製造能力が増し、電力消費量と排水の量が節減されます。
    • 建築塗料用の水性顔料分散体のための

      易分散顔料

      • 分散性
        EDW顔料の分散は、より少ない量の添加剤を用いてディゾルバー(攪拌機)で行うか、短縮化されたビーズミルプロセスを通して行われます。どちらの場合も、EDW顔料は簡素化されたプロセスのおかげで経費節約が実現されます。
      • 用途
        EDWの推奨応用範囲の分野は、水性エマルジョン塗料など、建築用塗料の工場調色 /現場調色用途の色付けに用いる水性顔料分散体です。また、EDW顔料分散は、ほとんどの溶液系アルキド塗料の色付けに使用することが可能です。
      • 優れた相溶性
        EDW顔料の表面装飾用に使用される添加剤は、ほとんどの建築用塗料と幅広い相溶性を持ちます。
      • サステナビリティ
        EDW顔料は、Colanyl 500のような原色の製造に使用することができます。また、EU指令2004/42/EC(20129)に基づきエコラベルが付けられた低VOC塗料、ならびにドイツの「ブルーエンジェル」(基準番号 RAL ZU 102)のラベルが付けられたエマルジョン塗料の製造に、極めて適しています。
        さらに、分散プロセスを簡素化することで、EDW顔料は塗料製造における環境保護の印象を向上させます。プロセス時間の短縮により、製造能力が増し、電力消費量と排水の量が節減されます。

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