Skip to main content

クラリアント、日本開催の第72回世界鋳造会議に参加

Discover Value. Discover LE Technology. (Photo: Clariant)
  • クラリアントは、第72回世界鋳造会議(WFC 2016)(2016年5月21~25日、名古屋)に参加します。
  • 同会議では、鋳造業界における環境保護推進に寄与する独自の低排出(LE)技術について紹介します。
  • クラリアントのブースでは、環境に優しいGEKO® LE/ECOSIL® LE生砂鋳造法の例をメインに展示します。

  • 東京、2016年5月20日‐スペシャリティケミカル分野の世界的リーダーの一社であるクラリアント社は、2016年5月21~25日に名古屋市国際展示場で開催される第72回世界鋳造会議(WFC 2016)に参加いたします。同会議と展示会では、環境に優しい生砂鋳造の実現に向け、クラリアントが開発した最先端の低排出(LE)技術について紹介します。

    WFCが日本で開催されるのは26年ぶりとなります。今年のWFC 2016は、世界鋳造技術機構と日本鋳造工学会の共催で行われます。クラリアントは今年、世界鋳造技術機構のライフタイム・レガシー・スポンサーとして同会議と展示会の双方に参加し、自動車製造分野での利用が多い生砂鋳造プロセスのサステナビリティの改善を進める独自のソリューションを中心に紹介します。

    クラリアントEMEA地域鋳造添加剤ビジネスグループ長ロレンツォ・セチは「WFC 2016は、クラリアントにとって当社主力製品の大きな市場である日本にLE技術を紹介するまたとない機会だ。また、その用途の背景を探ると、アジアにおけるエンドユーザー企業の多くが実際には日本企業であることが分かる。そのため私たちは、日本におけるプレゼンスを強化する準備はできている」と語っています。

    持続可能な生砂添加剤
    クラリアント独自のLE技術を利用すれば、生砂鋳造工程において鋳造工場から発生するBETX(ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン)排出量を最大80%削減すると同時に、高品質鋳造品の生産性を非常に高いレベルに押し上げることができます。LE技術に切り替えた鋳造工場では、環境への影響を大幅に低減したことに加え、総所有コストも削減しています。

    クラリアントの二段階生砂鋳造技術では、GEKO® LEとECOSIL® LEを利用し、BTEX排出量を大幅に削減すると同時に高いスループットを維持し、鋳造表面を清浄に保つとともにスクラップ率を抑えます。これらの長所を併せ持つGEKO LEとECOSIL LEは、クラリアント製品ポートフォリオにおけるEcoTain®製品として認められています。クラリアントでは主力となるEcoTain®ラベルを業界最高のサステナビリティと優れた性能を発揮する製品として位置付けることにより、その付加価値をお客様に判りやすく示しています。

    GEKO® LEとECOSIL® LEは数多くの長所を備えています。そのため、鋳鉄品の製造方法の環境保護性を高めるべく取り組んでいる多くのお客様から添加剤としてご利用いただいています。その中心となっているのが、自動車向け製品を生産しているお客様です。その中には生産の環境保護性の強化を目指す複数の欧州大手自動車メーカーが含まれています。

    この製品は、独自の精度の高さと滑らかさを備えた加工・表面処理技術に加え、振り落としを容易にする生砂鋳造用クラリアントECOSIL®ラストラス・カーボン形成剤とGEKO®ベントナイト促進剤を基盤としています。 GEKO®とECOSIL®を併用し、または個別に使用することにより、鋳型生産とその後の鋳造品・鋳型材の分離作業において重要な役割を果たします。

    GEKO®およびECOSIL®製品がお客様から選ばれる理由は、そのサステナビリティの高さに加え、クラリアントが責任を持って取り組んでいるマイニングプロセスの信頼性の高さがあげられます。また全世界のお客様の近隣地域にクラリアントが所有するベントナイト鉱山や生産施設への投資を通じ、長期的な供給の継続を保証していることもその理由のひとつです。

    製品とその基盤となるLE技術の詳細については、日本における会議の開催中にトーマス・エンゲルハート博士が紹介する予定です。同博士は低排出技術の発明者であり、クラリアント社ファンクショナルミネラルズのビジネスユニットのアプリケーション開発マネージャーを務めています。

    WFC 2016の会議と並行して開催される展示会では、クラリアントはLE技術の全ポートフォリオを展示いたします。技術部門・営業部門の専門家チームが名古屋市国際展示場のホール3ブースB-26にて3日間にわたり、製品について詳しくご説明します。この機会に是非当社ブースにお立ち寄りください。

    ページの要約

    要約中です