クラリアント、DRUPA2016 で最新かつユニークな ノンインパクト用カラーソリューションを発表
- デジタル印刷ニーズに対応したより多彩な有機顔料イノベーション
- 電子写真印刷用トナーおよびインクジェットインク向けエコグレード新マジェンタ
- 2016年5月31日－6月10日クラリアントブース（Hall 3 C-69）に是非お立ち寄りください
Drupa2016で紹介されるクラリアントの最新のカラーソリューションは、コスト効率、高い安定性、幅広い色彩、そして安全性と環境への影響の改善を求める高機能デジタル印刷業界に、新たなイノベーションを提供します。対象となるアプリケーションは、雑誌、パンフレット、ポスター、テキスタイル、包装材、そしてラベルなどです。
デジタル印刷向け、構造的にハロゲンフリーかつ色鮮やかな新規マジェンタ顔料: トナーマジェンタ F9B LV 6026 は、既存のマジェンタと比較した場合、この顔料一種を使うだけで、NIP業界が望むマジェンタの色合いに大幅に近づけることが可能であり、そのため高額な顔料混合が不要になります。その着色力と高彩度は、他の原色との組み合わせでも印刷の質を高めます。 コスト効率、色彩度、そして高い環境プロファイルをバランス良く兼ね備えているのは、トナーマジェンタF9BLV6026だけです。
コスト効率、堅牢度、安定性を両立する新規イエロー顔料: クラリアントが提供する業界の代表的な2種のコスト効率に優れるデジタル印刷用イエロー顔料は、 Pigment Yellow 155 トナーイエロー3GP-CT VP5156 とPigment Yellow 74 トナーイエロー5GXTです。 これら製品は、CYMK印刷での色合いや透明性といった高機能品質、インクジェット印刷や電子写真印刷の多用なアプリケーションシステムで要求される堅牢度や安定性を提供することで、クラリアントにしか出来ないソリューションを提供しています。
色の幅を広げる新規レッド、グリーン水系顔料分散体: クラリアントは、インクジェット印刷に特化した既存の水系顔料分散体に加えて、さらに2種類の補色を提案しています。その新しい色調は従来型CMYKの色彩度の幅を広げ、お客様がより幅広く色彩を再現し、例えば雑誌やチラシなどの出版印刷、トランザクション印刷またはより高い性能が求められるテキスタイル印刷などの印刷品質を改善します。混合時にも顔料分散体同士が優れた親和性を発揮し、より微妙な色合いや、お客様の求める色域の再現を可能とします。
電子写真印刷トナーおよびデジタルインクジェット向けの新しい補完的エコキナクリドン顔料グレード: クラリアントは、従来型のグレードに加えて、キナクリドン顔料の主骨であるコハク酸にバイオ由来原料を使用したEcoグレード高機能マジェンタ顔料を上市致します。この製品を使用することで、お客様は再生可能な着色剤を使うことによる製品のサステナビリティを訴求でき、製品を差別化する事が出来ます。クラリアントは、バイオ原料由来のコハク酸を使用して高機能顔料を開発した最初のメーカーです。
これらのノンインパクト印刷用の新しいエコグレード（トナーマジェンタ E-ECO VP 6006、トナーマジェンタE02-ECO VP 6005、インクジェットマジェンタ E02-ECO VP 6007）は、クラリアントが定める高いサステナビリティ水準を満たしており、クラリアントがサステナビリティの観点で卓越した製品やソリューションに付与するEcoTain®レーベルに指定されています。 クラリアントのノースアジア・リージョナル・ビジネスラインヘッド兼セールス＆マーケティングノンインパクト担当副社長アレクサンドル・バロンは「私たちの最新のカラーソリューションは、急速に発展するデジタル印刷の世界で、お客様が新しい成長分野を捉えるお手伝いを致します。クラリアントは、電子写真印刷とデジタルインクジェットの双方に特化した顔料及び顔料分散剤を販売する唯一のソリューションプロバイダーです。クラリアントが長期にわたり培った専門性や革新力そしてグローバルネットワークを活かしたサポートを提供することで、お客様が新たな経済や法規制による要求に取り組むことを可能にし、サステナビリティの推進、差別化努力を先に進めることができると考えております。」と述べました。
