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クラリアント、東京にパーソナルケア研究所を新設

  • 東京都心のビジネス街に位置する利便性の高いパーソナルケア製品開発専門研究所
  • 配合製品開発の初期段階において連携する機会を提供し、市場に対する顧客のレスポンスを加速
  • 日本のパーソナルケア業界に対するクラリアントのコミットメントを強化

東京, 2017年11月6日 – スペシャリティケミカル分野の世界的リーダーの一社であるクラリアント社は、日本のパーソナルケア業界を専門的にサポートする研究所を東京に新設することを発表いたします。

新研究所は、東京都心に位置する東京都立産業技術研究所(TIRI)内に設立されます。それにより現地顧客による技術設備や専門的知識の利用の便宜を図り、顧客の研究開発事業を後押しします。当研究所は、既存のクラリアント静岡テクニカルサービスセンターを補完するものとして、処方開発の初期段階における連携を強化する機会を業界内の顧客に提供いたします。

クラリアントの新研究所ではTIRIによるサポートを活用し、TIRIで利用可能な各種の機器・設備を通じて委託分析業務を実施します。TIRIは東京都による財務支援により2006年に設立された施設であり、迅速かつ柔軟な技術サポートを現地の業界に提供しています。

クラリアント社 機能化学品ビジネスユニット、アジア太平洋地域統括のフランソワ・ブレガーは「当研究所は、市場へのレスポンスの加速に向け、新製品開発の初期段階における技術サポートの必要性が高まっているパーソナルケア業界のお客様にとって新たな扉を開くものとなります。当社の東京ラボは東京駅から30分以内のロケーションに立地しています。そのため共同開発会議や技術セミナーなどを通じて現地のお客様との交流を深め、お客様の製品に関するニーズへのサポートを強化することができます」と語っています。

クラリアント東京ラボでは、TIRIにて利用可能な委託設備に加え、インキュベーターやビスコメーターなど、低環境負荷実験・試験の実施に必要な機器や設備を備えています。既存のクラリアント静岡テクニカルサービスセンターについては、高温や高圧、減圧、臭気の発生を伴う化学反応を用いた合成実験を対象とした中核研究所として引き続き運用いたします。

クラリアントでは30年以上にわたり、技術面の専門的知識と生産関連のサポートを日本のパーソナルケア業界に提供してきました。その中には、静岡テクニカルサービスセンターにおける各種の技術プロセスに関するパイロット規模試験が含まれています。新たな東京ラボでは、将来的な製品開発のサポートに向け、顧客との連携による開かれたイノベーションに向けた環境の創出、ならびに日本のパーソナルケア業界のニーズに合わせた配合製品開発に対する技術的サポートの提供を目的とした事業を行います。

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