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Clariant、マスターバッチ事業を約16億米ドルでPolyOneに売却完了

  • 売却により、よりスペシャリティ・ケミカルズに特化したクラリアントの地位を強化
  • 売却完了により、1株当たり3スイスフランの特別配当の条件をクリア
  • 売却金の残りは中核事業への投資とバランスシートの強化に

ムッテンツ2020年7月1日 - 集中戦略を持った持続可能で革新的なスペシャリティケミカル会社であるClariantは、本日、全マスターバッチ事業のPolyOneへの売却を完了しました。売却対価の合計は、クラリアントのグローバル・マスターバッチ事業とインドのマスターバッチ事業の分離取引で構成されており、約15億6,000万米ドルに達します。これは、過去12ヶ月間(2019年9月末時点)に報告されたEBITDAの約12.2倍に相当します。

クラリアントの取締役会長 兼 暫定最高経営責任者の(CEO)ハリオルフ・コットマンは、は、「クラリアントは、この取引の完了により、純粋なスペシャリティー・ケミカル・カンパニーに向けてさらに大きな一歩を踏み出しました。ケアケミカル、触媒、天然資源の3つの中核事業に注力することで、市場を上回る成長、より高い収益性、より強固なキャッシュ創出を実現します。マスターバッチおよびヘルスケア・パッケージング事業の売却に成功し、次の目標は顔料事業の売却を進めことだ」と述べました。

マスターバッチ事業の売却を完了したこと、および顔料事業の売却予定を踏まえ、クラリアントは現在、1株当たり3スイスフランの特別現金配当について、実行可能な限り速やかに手続きを進めます。クラリアントの取締役会は、特別配当の期日を2020年7月6日、基準日を7月7日、そして支払日を7月8日と定めました。すでに発表している通り、クラリアントが意図する非中核事業の売却で得られる残りの資金は、中核事業領域内での技術革新や応用技術への投資、バランスシートの強化に充当される予定です。

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