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Clariant (クラリアント)が顔料事業の売却を完了

上場規程(LR)第53条に基づく臨時発表

  • 顔料事業の売却はクラリアントのポートフォリオ変革の最後の重要ポイントとなる。
  • クラリアントは新しい持ち株会社の20%の株式を保有する。
  • 本売却による約6億1,500万スイスフランのネットキャッシュインフローは、コアビジネス領域の成長へ、進行中の変革とさらなる債務削減へ投資される。

ムッテンツ 2022年1月3日 集中的、持続可能で革新的なスペシャリティケミカル企業のクラリアントは、本日Heubachグループ(ホイバッハ)とSK Capital Partners(SKキャピタル)の共同事業体へ、顔料事業の売却を完了した。取引の署名時に発表された通り、売却の基本的な企業価値は、8億500万スイスフランとなる(但、クロージング時の調整及び2021年の財務パフォーマンスに基づいた5,000万スイスフランの可能性のある収益(アーンアウト)支払前)。

クラリアントは、ホイバッハおよびSKキャピタルと並んで、新しい持ち株会社の20%の株式を保有するために、約1億1,500万スイスフランを再投資(ロールオーバー)した。この統合事業は、約3,000人の従業員を擁する世界的な顔料プレーヤーとなり、世界中で強力なサービスと生産能力を備え、年間売上高は約10億ユーロに上る。この再投資により、将来の成長並びに、ホイバッハの顔料事業との相乗効果を実現させ、クラリアントは顔料事業の収益性向上からさらに利益を得ることができる。

再投資と初期借入金調整後、決算調整、税、処理費用と、可能性のあるアーンアウト支払前のクラリアントのネットキャッシュインフローは約6億1500万スイスフランに上る。クラリアントは売却による収益で、コアビジネス領域における成長プロジェクトへ投資を行う。持続可能性と革新に沿った戦略を実行し、パフォーマンスの改善プログラムへの原資とし、堅実な投資格付に到達し堅持するためのバランスシートの強化を行う。

「顔料事業の売却により、クラリアントはより価値の高いスペシャリティケミカル企業へと転換、最も魅力的なセグメントで収益性の高い成長に投資し、よりサステナブルな製品に対する需要の高まりにも対応することができます。」とクラリアントCEOのコンラッド・カイザー氏は述べた。「ホイバッハとSKキャピタルの共同事業体が顔料事業活動の最善のオーナーであると確信しており、かつての同僚たちが新しい環境で活躍することを願っています。また、クラリアントは株主として統合事業のさらなる発展に参加することを楽しみにしています。」とも同氏は述べた。

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