コンピタンスセンター

テクノロジー&イノベーションオフィス
コンピタンスセンター界面活性剤
コンピタンスセンター界面活性剤は、多種多様なアプリケーション用に新規または認識された表面活性作用剤(“界面活性剤”)の合成を行っています。当社は再生可能資源に重点を置いた上で、非イオン性、陽イオン性、および両性界面活性剤の分野において、確実な専門知識を提供しております。 非ポリマー系における豊富な経験だけでなく、当社はアルコキシ化反応(EO/PO)および官能化ポリアルキレングリコールの分野において広範なノウハウを有しております。
コンピタンスセンターは3つのテクノロジーモジュールを担当しています:
- バイオ界面活性剤および環境に優しいポリマー界面活性剤
- ポリマー界面活性剤: 不飽和基質の官能基化
- アルコキシ化とアミノリシス
界面活性剤およびアルコキシレートに関する注目のトピックは、以下のとおりです:
- 原油増進回収法用(Enhanced Oil Recovery)新規界面活性剤
- 乳化剤(パーソナルケア、ペイント&コーティング、作物保護剤、マイニング)
- 解乳化剤と油溶性ポリマー分散剤
- 水溶性ポリマー分散剤(ペイント&コーティング、顔料)
- マクロモノマー(ペイント&コーティング、建設用化学品)
- ポリエーテルアミン(ペイント&コーティング、建設用化学品、作物保護)
- 腐食抑制剤(金属加工、オイルサービス)
- スケールとガス水和物抑制剤(オイルサービス)
コンピタンスセンタースペシャリティポリマー
コンピタンスセンタースペシャリティポリマーは、最適化されたトポロジーを持つ構造を構築するため、ポリマー系の設計・合成を行い、様々なアプリケーションの要件を満たしています。
物体を造る素材に主に使用されるバルクポリマーとは対照的に、単に処方の一部であるスペシャリティポリマーの主な目的は、pH安定性、塩安定性、粘度調整、接着性、撥水性、防食性、あるいは粒子の安定性などの特殊効果を生み出すことにあります。
コンピタンスセンターは、5つのテクノロジーモジュールを担当しています:
- ポリマーアーキテクチャ
- バイオポリマー
- 新しい表面効果
- 高度配送システム
- 必要に応じたレオロジー
スペシャリティポリマーに関する注目のトピックは、
- ポリマー合成とプロセス
- 表面の特性修飾、親和性、レオロジープロファイルなどのポリマー系機能
- ポリマー素材プロセスとハイブリッド系
- 再生可能な建築ブロックや出発原料の活用などを通して、生態毒性(ecotox)プロファイルの高まる需要に応えるソリューションを提供
サポートが必要な場合、またはご質問がある場合はお気軽に当社までお問合せください。
コンピタンスセンター着色剤およびファンクショナルケミカルズ
コンピタンスセンター着色剤およびファンクショナルケミカルズは、染料および顔料用発色団をはじめ、プラスチックとコーティング産業用の新規添加剤の設計と合成を行っています。
当社は、最終加工技術を適用し、化学分子とその表面を制御・修飾することで、自動車、コーティング、プラスチック、フィルムにおいて最高レベルのパフォーマンスを提供しています。 当社は常に製品の堅牢度特性の向上、それらの環境プロファイルの強化、合成経路および製造コストの最適化を追求しています。
ファンクショナルケミカルズは、顧客の新規素材の設計を支援する重要な要素です。 有機化学および有機金属化学における当社の高度な専門知識を活用することで、当社は新たな合成経路を開発し、新しい分子構造を発見しています。
コンピタンスセンター着色剤およびファンクショナルケミカルズは、4つのテクノロジーモジュールを担当しています:
- 発色団修飾
- 物理・化学結晶工学
- リン有機化学
- ファンクショナルケミカルズの合成
着色剤およびファンクショナルケミカルズに関する注目のトピックは、以下のとおりです:
- ノンインパクト印刷と電子ディスプレイ用高度顔料
- コーティング用易分散顔料
- プラスチックとコーティング産業用新規プロセス添加剤
- 表面保護用ナノ粒子とゾル-ゲル配合
- 光活動性化合物、太陽エネルギー転換
コンピタンスセンターインターフェイスおよび処方テクノロジー
コンピタンスセンターインターフェイスおよび処方テクノロジーは、処方におけるクラリアントの主要能力を象徴しており、このノウハウを革新的な製品ソリューションに転換しています。
インターフェイスは、安定した製品処方とそれらのアプリケーションにおいて重要な役割を果たしています。 たとえば、顔料粒子は、印刷インキの処方の安定性を確保するために分散剤で覆われています。 マイニング用アプリケーションについては、いわゆる捕収剤が鉱物の表面に選択的に吸着し、不安定な岩石から浮選と分離を高めます。 インターフェイスについて把握することは容易でありませんが、貯蔵安定性、レオロジー挙動、湿潤作用、および互換性を確保する革新的な処方の開発において極めて有益な方法です。
当社は、粒子とエマルジョンを安定化させる界面活性剤、特殊分散剤、その技法、および顧客の要望に応じた粒子の粉砕と乾燥において、高度な専門知識を有しています。 たとえば、ノンインパクト印刷またはUV-硬化コーティング用顔料分散体、油田化学品または作物保護用マイクロエマルジョン、マイニング用捕収剤のブレンド、さらに保護または放出制御用カプセル化システムなどが挙げられます。
コンピタンスセンターインターフェイスおよび処方テクノロジーは、2つのテクノロジーモジュールを担当し、2つのサブモジュールの取り組みを集中的に行っています:
- 界面相互作用科学
- 高スループット実験
- 高度配送システム/マイクロカプセル化(サブモジュール)
- レオロジー(サブモジュール)
インターフェイスおよび処方に関する注目のトピックは、以下のとおりです:
- エマルジョンと分散体の貯蔵安定性
- 効率の高い粉砕および微粉化
- マイクロエマルジョンとナノエマルジョン
- 湿潤と再分散挙動